どうも、バイクマンです!!
今日はバイクの構造、
SOHCとDOHCに
ついて書いていきたいと思います!
それぞれの違いって何?
良い点、悪い点は、、??
バイクに乗っていたら、
必ずと言ってもいいほど
聞く横文字になりますので
一読頂けたらなと思います!
違いはカムシャフトの本数!!
結論から言いますと、
カムシャフトの数が
1本→SOHC
2本→DOHC
となります。
「カムシャフト」とは
違いはわかったけど
そもそも「カムシャフト」って何?
↑これがカムシャフトなんですが
これが何か知るにはエンジンの仕組みを理解する必要があります。
エンジンは「吸気」「圧縮」「燃焼」「排気」を繰り返しており、
吸気・排気の際に、バルブをシリンダー内に押し下げています。
このバルブを押し下げる役割を担うのがカムシャフトです。
このおにぎりのような形状をしている部分を
「カム山」といい、
バイクごとに規定の高さがあり、
摩耗し、規定値より低くなると交換が必要です。
SOHC
SOHC
(シングル・オーバー・ヘッド・カムシャフト)
吸気バルブ・排気バルブを1本のカムシャフトで押し下げている機構で
OHCとも言われます。
1960年代〜1970年代に
普及していました。
メリット
・エンジンの構造が比較的シンプル
・低コスト
・高燃費
デメリット
・高回転、高出力が困難
現行のバイクだと
HONDA GB350
https://www.honda.co.jp/GB350/
Kawasaki W800
https://www.kawasaki-motors.com/mc/lineup/w800/
などなど。。
ちなみに燃費おばけのスーパーカブもSOHCです。
https://www.honda.co.jp/SUPERCUB/design/
DOHC
DOHC(ダブル・オーバー・ヘッド・カムシャフト)
カムシャフトが吸気バルブ用に1本、
排気バルブ用に1本の
合計2本のカムシャフトで
構成させているエンジンで
SOHCより吸排気効率が良く、
高出力化が可能となりました。
メリット
・高回転、高出力化
・アクセルレスポンスの良さ
・バルブタイミング、燃焼室設計の自由化
デメリット
・パーツが多くなるため、重い、複雑、高価
現行バイクはほとんどがDOHCですが、
初めて市販車でこの機構が採用したのは
HONDA CB450となります。
https://www.bikebros.co.jp/vb/sports/smeisya/smeisya-09/
また直列4気筒でDOHCを採用した、
Kawasaki 900 Super Four(通称:Z1)は世界を驚愕させました。
https://forride.jp/motorcycle/z1-z900sf
まとめ
いかがだったでしょうか?
SOHCとDOHCの違いは分かりましたか!
DOHCの方が高性能と一般的に言われますが、
それぞれにそれぞれの良さがあると思います。
SOHC特有のトコトコ感、燃費の良さ。
DOHCの力強い加速感、サウンド。。
やっぱりバイクはいいですね!
それでは今日も楽しいバイクライフを!!